エアコン掃除でスプレーを使ってはいけない理由を知っておこう！

2023.10.10

業者を利用してエアコン掃除をしようと思うと、ある程度掃除費用がかかります。
特に数台自宅にある場合、結構な出費になると感じてエアコン掃除スプレーでなんとかしようと考える方も多いかもしれません。
しかし、実はエアコン掃除スプレーを使うことは推奨されていません。
こちらの記事では、なぜスプレーを使っていけないと言われているのか理由をご紹介します。

エアコン掃除のスプレーは火災のリスクがある

なんとなくでエアコンにスプレーをしてしまうと、電気が通る部分に液体をかけてしまう可能性があります。
プロではないため、感覚で使ってしまう方も多いでしょう。
特にファンやフィンの部分には、電装部分があり危険です。
火災まで起きなくても、故障する原因につながります。
プロに頼んでおけば壊さなくても良かったエアコンを、スプレーを使ってしまったために故障させて修理費用をかけてしまう可能性もあります。

水漏れの原因になる

エアコンを、スプレーを使い掃除してしまうと、それまで溜まっていたゴミがドレンホースに詰まってしまう危険性があります。
その後、水漏れしてしまう可能性もありますので危険です。

すすぎが足りなくカビができてしまう

しっかりとスプレーを使って掃除する方法を専門的に学んでいるわけではないため、すすぎも不十分になってしまうケースが多いです。
自分ではしっかりと隅々まですすいでるつもりでも、実際は使った洗浄剤などが残っていてそのままになってしまう場合もあります。
何かが残ったまま乾かしてしまうと、カビが繁殖しやすくなるのです。
きれいにしたくてスプレーをしたのにもかかわらず、逆にカビを増やす原因になってしまう危険性もあります。

使うことを推奨されていない

お店やネットで検索するとさまざまなエアコン掃除スプレーが出てきますので、あたかもメーカーで推奨されていて、当たり前の掃除法に感じてしまうかもしれません。
しかし、エアコンメーカーでは市販のエアコン用の洗浄スプレーを使うと良いとは推奨していないのが現実です。
火災や故障などの危険性もあるためです。

エアコン洗浄のスプレーは電気代の節約にならない

よくエアコンにホコリが溜まっていると、電気代がきれいな時以上にかかると聞いた経験はないでしょうか。
エアコン掃除をスプレーで行ったら、きれいになり電気代が節約になるのではないかと単純に考える方もいるかもしれません。
しかし実際は、エアコンの内部すべてをきれいにしきれないため、電気代を節約できない場合が多いです。
まだエアコンの内部がそこまで汚れていない時は、自分できれいにできるフィルターのホコリを取るだけでも十分です。
本格的に汚れてきたら自分ではどうにもできないため、プロにお願いすると電気代の節約につながります。

洗浄力が弱い

一見見える範囲はきれいになったように感じてしまうかもしれませんが、エアコン掃除のスプレーでは限界があります。
奥まで届いているように見えて、実際はそこまで洗浄液が到達していません。
そのため、汚れやゴミなどを残したままの洗浄となり、しっかりときれいにはならないのです。
プロにお願いすればスプレーではなく、エアコンに設置しているパーツを外して奥まできれいにして掃除を行います。
さらに、高圧洗浄機を使うため、威力も違います。

まとめ

お店に行けば手軽にエアコン掃除用のスプレーが販売されているため、自分でやろうと思ってしまう方も多いかもしれません。
しかし、実際にはメーカーからも推奨されていないですし、間違った使い方をしてしまうと火災につながり危険です。

SHARPのコールセンターからアドバイス
https://jp.sharp/support/advice/air_con/care_a3.html
火災までにはらなくても故障の原因になり、業者に直してもらうため高あがりになってしまうケースもあります。
洗浄力も弱く汚れを残したままになり、結局カビが繁殖してしまうなど良いことはありません。
プロにお願いすればしっかりと汚れを落とすだけでなく、時短でテキパキ掃除してくれます。
洗浄のコツを熟知していますので安心です。

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